ホイホイされる

漫画家ゆうきまさみ氏の名作“究極超人あ～る”が、新刊とボックス発売と聞いた時には耳を疑った。
ゆうきさんの作品はずっと“月刊OUT”で読んでいて好きだったので、少年サンデーにデビューした時は嬉しかったものだ。
“あ～る”の連載時期は勝手に自分の高校時代という記憶だったのだけれど、調べてみたら私が高校3年の時の連載開始だったらしい。
マンガのイメージアルバムやキャラクターグッズなども購入してハマりまくったものだ。引越だとか様々な要因で置き場に困ったりして当時のコミックスは処分してしまっている。
今回、限定グッズなども付いてなかなかお高いので正直悩んでいたのだけれど、やっぱり読みたくなって買ってしまった。
俗に言う“おっさんホイホイ”に、まんまとホイホイされたおばさんである。

 “究極超人あ~る完全版BOX1”（来月にはBOX２も出る）
グッズの入った箱とコミックスの入ったボックスがまとめて綺麗にパックしてあって、これだけで何となくワクワクする。

当時は週刊少年サンデーコミックスだった(新書判というサイズらしい)のだが、青年誌などのB6判サイズになっている。これは最近のゆうきさんの著書とサイズを合わせたのかもしれないが、老眼の入りつつある読者には少しでも大きいのは嬉しいなと思ってしまう。
そういやこんな感じの扉だったなと、見覚えがある。

Ｒくんの台詞は、やはりこれに尽きる。

特製グッズは扇子(ケースまで凝っている)

と、ラバーストラップ。

ストラップ……でけぇ。

グッズといえば、当時購入した下敷きを今も普通に使っている。

アニメのグッズショップで購入したものだ。
買ってすぐにB5判のソフトカードケースに入れて使っていたので、中身は綺麗なハズ……
既に切れてしまっていた端の部分から中を覗くと、そうか、入っていた袋のまま入れていたのか。

経年劣化でカードケースが変化してしまったのか、ベタベタにポリ袋にくっついてしまって引っ張り出せないので、思い切ってカードケースを鋏で切り開く。
ポリ袋もベタベタなので、袋からも出した。

あらキレイ。
多分、陽に灼けて全体的な色味は薄くなっているのだろうけれど、白い部分は白いまま。変色は見当たらない。
多分30年振りくらいに外に出したのだろうけれど、この後どうしよう、大事に使うならまたソフトカードケースとか買ってこないと駄目だな。まともに使える下敷きがこれしかないし。
取りあえずはと、B5判のクリアホルダーに入れた。