午後になってからミシンを掛けていると、ベランダの手すりに雨の当たる音がしてきた。予報通りに雨が降ってきたんだなあと思っていると、雨の音に混ざってチィチィと鳥の声が聞こえる。
雨が止んだ時には鳥の声で上がったことに気付いたりするのだが、かなり音がするほど降っている時に声が聞こえるのは珍しい。
しばらく手を止めて聞いていると、かなり近いし声の大きさが変わらない。これはもしかしてベランダにいるのだろうか。
レースのカーテンをほんの少し開けて見る。
そりゃ近いし、動かないわけだ。慌ててカメラを防湿庫から出してきて、カーテンの間からレンズだけを出して撮った。
巣立ち練習中のツバメのヒナ鳥だろうか。ぽわぽわした産毛が見える。
こちらの様子は見えていないとは思うのだけれど、時々お互い場所を移動しつつ雨宿りをしているようだ。
毛繕いをしている羽根には小さな水滴が見て取れる(勿論、汚れた窓ガラスを通した肉眼では見えなかった)。
その後、しばらく眺めていたら突然思い立ったように連れ立って飛び去っていった。
私もヒマだよなあと自嘲しつつミシンの前に戻って作業を再開した。音楽でも聴くかとCDを掛けて作業を進めていると、また音楽に混じって鳥の声が聞こえる。
雨も止んでいないようだし、また戻ってきたのだろうかと立ち上がる(好きだなあ)。
増えていた。
ここに写っているのは四羽なのだが、フレーム外の少し左側にもう一羽いる。カーテンを全開にしないと全部は収まらないので、驚かさない為に先程のようにカーテンの間からレンズだけを出して撮った。
合計五羽が妙に均等に止まっていた。
身体を休めるように、じっとうずくまるのがいれば、
こちらの動きに気付いたのか気付かないのかキョロキョロと辺りを見回すようにしている姿。
濡れた羽根の毛繕いに忙しいのもいる。
とにかく縫い物放ったらかしで、しばらくツバメの姿に見入っていた。
その後、親鳥と思しき一羽のツバメがひときわ大きく鳴きながら飛んでくると、それに付いていくように若干覚束ない飛び方で順に我が家を後にしていったのだった。
雨が止んだ時には鳥の声で上がったことに気付いたりするのだが、かなり音がするほど降っている時に声が聞こえるのは珍しい。
しばらく手を止めて聞いていると、かなり近いし声の大きさが変わらない。これはもしかしてベランダにいるのだろうか。
レースのカーテンをほんの少し開けて見る。
そりゃ近いし、動かないわけだ。慌ててカメラを防湿庫から出してきて、カーテンの間からレンズだけを出して撮った。
巣立ち練習中のツバメのヒナ鳥だろうか。ぽわぽわした産毛が見える。
こちらの様子は見えていないとは思うのだけれど、時々お互い場所を移動しつつ雨宿りをしているようだ。
毛繕いをしている羽根には小さな水滴が見て取れる(勿論、汚れた窓ガラスを通した肉眼では見えなかった)。
その後、しばらく眺めていたら突然思い立ったように連れ立って飛び去っていった。
私もヒマだよなあと自嘲しつつミシンの前に戻って作業を再開した。音楽でも聴くかとCDを掛けて作業を進めていると、また音楽に混じって鳥の声が聞こえる。
雨も止んでいないようだし、また戻ってきたのだろうかと立ち上がる(好きだなあ)。
増えていた。
ここに写っているのは四羽なのだが、フレーム外の少し左側にもう一羽いる。カーテンを全開にしないと全部は収まらないので、驚かさない為に先程のようにカーテンの間からレンズだけを出して撮った。
合計五羽が妙に均等に止まっていた。
身体を休めるように、じっとうずくまるのがいれば、
こちらの動きに気付いたのか気付かないのかキョロキョロと辺りを見回すようにしている姿。
濡れた羽根の毛繕いに忙しいのもいる。
とにかく縫い物放ったらかしで、しばらくツバメの姿に見入っていた。
その後、親鳥と思しき一羽のツバメがひときわ大きく鳴きながら飛んでくると、それに付いていくように若干覚束ない飛び方で順に我が家を後にしていったのだった。
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