野次馬

2016/09/30

日記

午後、幾分近い所を消防自動車が走り抜ける音がした。
実家からそう遠くはない場所に消防署があるので、実家にいるとよく消防車や救急車のサイレンを耳にする。いつも通りに遠くへ行ってしまうのだろうと思っていたら、程近い場所でサイレンが止まった。
「おや、近所で火事だとイヤだね。」
丁度ついでがあったので見てくるわ、と家を出て幹線道路へ歩いて行くと、消防車数台に救急車、パトカー、よく見ると事故車両らしい2台の車が止まっているのが見える。
「ちょっと予想以上に大事になってるよ!」
用事を済ませて一度家に戻り、多少煽り気味に両親に報告すると、父が立ち上がる。私もスマートフォンを手にした。
遠目から眺めようとすると、父がもっと現場の眼の前に移動しようと言う。ああ、やっぱりこの人の血を受け継いでいるのだなあ。

現場にはさっきまでいなかった2台目の救急車が到着していた。

右折しようと止まっていた前のワゴン車に、軽自動車がノーブレーキで突っ込んでいったような感じに見える。
後ろの車の運転手は先に救急車に運ばれている模様。
前のワゴン車には運転手と助手席にも人が乗っていて、救急車の到着を待っていたらしい。
首を固定されてストレッチャーで運ばれていくのを見送った。
事故車両は警察の人が現場近くの企業の駐車場に移動して、通行止めの解除を急いでいた。

こういう事故を見ると他人事ではないなと、これから高速道路を使って帰宅する身としては、気持ちがピリッとする。そういう意味では野次馬行為も時には必要だなあとか自己弁護。
“いやあ、私達も気を付けなくちゃいけないよね。”などと父と話しながら帰ってくると。
「やーい、野次馬親子~!」
と、2階のベランダから母の声。
母も結構気にしてたんじゃん。


さて、今回の帰省中の猫どの。

相変わらず、かわいいよー!

それから、近所の御家庭の飼い猫氏。
我が家のように家猫ではないので、時々庭にも来るのだそうだ。
なかなかの美猫である。