西大寺展

2017/06/06

芸術鑑賞

少し早めの昼ご飯を食べてから家を出た。上野へ出て銀座線三越前。
三井記念美術館へ来た。
本日の目当ては“創建1250年記念 奈良 西大寺展 叡尊と一門の名宝”
西大寺には行ったことがないのだけれど、真言密教の寺として有名なので興味を持っていた。
西大寺が、その名前の通りに“東大寺”に対しての“西大寺”であったというのを今回の展覧会を観に行く為の予習として初めて知った。奈良時代には立派な伽藍を持つ大寺院だったそうだが、平安時代に火災や天災で衰退する。
その後、鎌倉時代になって展覧会のタイトルにも入っている“叡尊上人”が復興したのが現在の西大寺の基になっているとのこと。
(展覧会リーフレット)
だから、今回の展示物も鎌倉期の物が多い。
また、 明治時代に真言宗から真言律宗として独立して真言律宗の総本山となったので、今回の展覧会には真言律宗の一門の寺院からの展示物も多く出ている。
神奈川県鎌倉にある極楽寺も真言律宗だと初めて知った。
今回の目玉の一つでもあった“愛染明王坐像”の公開時期が過ぎてしまってから展覧会を思い出したのは残念だった。だが、今日からの最終週に同じ真言律宗の浄瑠璃寺の“吉祥天立像”が展示されるというので、ギリギリまで待って今日拝みに出掛けたのだ。
(購入したポストカード)
みうらじゅん氏の心の恋人、浄瑠璃寺の吉祥天は美しかった。
お顔や手などのふくよかな感じもそうなのだが、着物や装飾の色などがとても綺麗なまま保存されているのも素敵だ。

仏像も良い物が多かったのだけれど、今回興味深かったのは、独鈷杵とか五鈷杵とかそういう密教法具や仏像の中に納められたりしていた舎利(仏舎利)容器も展示されていることだった。
舎利容器をこんなに幾つも見たのは初めてだ。
 (購入したポストカード)
舎利容器も小さいものが多いのだが、小さな厨子に納められるような仏像などもあったので、単眼鏡を忘れずに持っていって正解だった。
吉祥天の初日だったせいかそれなりに混雑していたのだけれど、来てよかったなあと思う。

ここはミュージアムショップが小さいので、展示室以上に混んでいて参った。

前出のポストカードの他に拝めなかった愛染明王と、独特の感じが気に入った釈迦如来立像のポストカード。それから、思わず買ってしまった法具柄の手拭い(法具って中二心をそそるよね)。
西大寺や今回の展覧会の御朱印帳もあったのだけれど、西大寺のものは現地へ行ってこそと思って購入しなかった。
1階のエントランスに戻ってきたら“奈良マルシェ”という出店があって、奈良の物産と一緒にみうらじゅん氏のイラストグッズがあったので、シールを買った。
同じ図柄のTシャツもあったのだけれど、着るのは照れちゃいそうだったし。シールも何処に貼るんだという話だが、保管に場所を取らないのもいい。
あと、見た目に魅かれた“ビー玉ラムネ”。
結構定番の奈良土産らしい。