朝8時前、民放の朝の情報番組が次の番組に変わろうかという画面を眺めていた時だ。
「大阪北部で震度6の地震が発生」
というようなニュース速報が画面の上部に出た。何やて?!
まだ通勤途上の家人にメールを送る。
こういう時には色々な感情を入れずに報道してくれるNHKの方が見やすいのでチャンネルを変えた。
既に震源や各地の震度が発表されている。
“実家の方、震度6弱だって!!”家人にメールを送る。家人もスマホでニュースを見ているようだ。
家人は大阪北部の出身である。家人父は故人なので、実家には家人母(オカン)が一人きりで住んでいる。
テレビでは次々と現地の情報が入ってくる。場所柄、津波のような心配はないが経験上、震度6ともなれば家の中ではそれなりに被害があるのではないかと思われた。
実際、テレビの現地情報では風呂屋の古い煙突が倒壊したとか家の塀が崩れたりという報告も入り始めている。
家人の実家を思い浮かべると、周りに土砂崩れや倒壊の危険があるものは思い当たらない。タンスの上に人形ケースがあったなあとか本棚の扉のガラスや食器棚のガラスは大丈夫だろうかなどと考える。
すぐに電話をしようかと思ったのだけれど、大きな地震の直後は大きな余震の可能性もあるし、家の中が散らかってしまったりしている所で慌てて電話に出て貰うのもかえって危ない。むしろ自分の身を守ったりすることに集中して欲しいと思ったので、しばらく電話は控えることにした。
実際、回線が混雑して電話も掛からないのではないだろうか……
その後テレビの情報では大きな余震もなさそうなので、家人実家に電話を掛ける。予想通り
「お掛けになった方面への電話は、現在掛かりにくくなっておりますので、後でお掛け直し下さい」
という機械の応答が流れてくる。
災害などの時には重要な電話に支障がないように、県外などからの電話は規制して掛かりにくくなるのだそうだ。
家人も実家に掛けてみたけれど掛からなかったとメールが来る。
テレビで状況を見ながら、時々大阪に電話を掛けてみるが一向に繋がらない。
東日本大震災の時も、私の実家とか友人などに電話もメールも繋がらなかったっけなあ等と思い返す。
夕方16時過ぎになっても一向に電話が繋がらないので諦めて、夕食後21時過ぎに掛けたらさすがにあっさり繋がった。
オカンは、いつも通りに元気そうだ。
体感としては、阪神大震災の時の方が震度は小さかったものの揺れている時間が長かったので怖かったそうだ。今回は大きかったけれどあっという間だったので恐怖も感じなかったと言う。
阪神大震災の時は、まだ暗い内だったので余計に恐怖を感じたのではないかと思う。
ただ、予想通りにタンスの上の人形ケースが割れたり、玄関の下駄箱の上や棚の上に置いてあったものが倒れて壊れたり、食器棚の中の食器も数個割れてしまったのだそうだ。あとは適当に積んであったものがことごとく崩れ落ちたり。
また、私の身長くらいはありそうな結構大きな仏壇があるのだけれど、それが動いていた(向きが変わっていたらしい)そうなので、改めて揺れの大きさを感じた。
止まっていたガスも使えるようになったというし、水も電気も問題ないということなので、とにかくオカンが無事で良かった、余震もあるかもしれないから気を付けてねと話をしたのだった。
地震に伴う報告で官房長官が“枚方市(ひらかたし)”を“まいかたし”と読んだとか、NHK東京のアナウンサーが“京阪電車(けいはんでんしゃ)”を“きょうはんでんしゃ”と読んだり、何処も難読地名には悩まされるものだなあとテレビのテロップにツッコミを入れながら思う。
今回は北関東の地震と違うで、そこは“茨木”や。(関東民の下手な大阪弁)
ずーっと修正されなかった。(緊急時だから仕方がない)
「大阪北部で震度6の地震が発生」
というようなニュース速報が画面の上部に出た。何やて?!
まだ通勤途上の家人にメールを送る。
こういう時には色々な感情を入れずに報道してくれるNHKの方が見やすいのでチャンネルを変えた。
既に震源や各地の震度が発表されている。
“実家の方、震度6弱だって!!”家人にメールを送る。家人もスマホでニュースを見ているようだ。
家人は大阪北部の出身である。家人父は故人なので、実家には家人母(オカン)が一人きりで住んでいる。
テレビでは次々と現地の情報が入ってくる。場所柄、津波のような心配はないが経験上、震度6ともなれば家の中ではそれなりに被害があるのではないかと思われた。
実際、テレビの現地情報では風呂屋の古い煙突が倒壊したとか家の塀が崩れたりという報告も入り始めている。
家人の実家を思い浮かべると、周りに土砂崩れや倒壊の危険があるものは思い当たらない。タンスの上に人形ケースがあったなあとか本棚の扉のガラスや食器棚のガラスは大丈夫だろうかなどと考える。
すぐに電話をしようかと思ったのだけれど、大きな地震の直後は大きな余震の可能性もあるし、家の中が散らかってしまったりしている所で慌てて電話に出て貰うのもかえって危ない。むしろ自分の身を守ったりすることに集中して欲しいと思ったので、しばらく電話は控えることにした。
実際、回線が混雑して電話も掛からないのではないだろうか……
その後テレビの情報では大きな余震もなさそうなので、家人実家に電話を掛ける。予想通り
「お掛けになった方面への電話は、現在掛かりにくくなっておりますので、後でお掛け直し下さい」
という機械の応答が流れてくる。
災害などの時には重要な電話に支障がないように、県外などからの電話は規制して掛かりにくくなるのだそうだ。
家人も実家に掛けてみたけれど掛からなかったとメールが来る。
テレビで状況を見ながら、時々大阪に電話を掛けてみるが一向に繋がらない。
東日本大震災の時も、私の実家とか友人などに電話もメールも繋がらなかったっけなあ等と思い返す。
夕方16時過ぎになっても一向に電話が繋がらないので諦めて、夕食後21時過ぎに掛けたらさすがにあっさり繋がった。
オカンは、いつも通りに元気そうだ。
体感としては、阪神大震災の時の方が震度は小さかったものの揺れている時間が長かったので怖かったそうだ。今回は大きかったけれどあっという間だったので恐怖も感じなかったと言う。
阪神大震災の時は、まだ暗い内だったので余計に恐怖を感じたのではないかと思う。
ただ、予想通りにタンスの上の人形ケースが割れたり、玄関の下駄箱の上や棚の上に置いてあったものが倒れて壊れたり、食器棚の中の食器も数個割れてしまったのだそうだ。あとは適当に積んであったものがことごとく崩れ落ちたり。
また、私の身長くらいはありそうな結構大きな仏壇があるのだけれど、それが動いていた(向きが変わっていたらしい)そうなので、改めて揺れの大きさを感じた。
止まっていたガスも使えるようになったというし、水も電気も問題ないということなので、とにかくオカンが無事で良かった、余震もあるかもしれないから気を付けてねと話をしたのだった。
地震に伴う報告で官房長官が“枚方市(ひらかたし)”を“まいかたし”と読んだとか、NHK東京のアナウンサーが“京阪電車(けいはんでんしゃ)”を“きょうはんでんしゃ”と読んだり、何処も難読地名には悩まされるものだなあとテレビのテロップにツッコミを入れながら思う。
今回は北関東の地震と違うで、そこは“茨木”や。(関東民の下手な大阪弁)
ずーっと修正されなかった。(緊急時だから仕方がない)
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