いつもと違う道

天候によるのだけれど、週2回は30分程度歩くことに専念した散歩をしている。大体3kmくらいのようだ。安全に歩けるように住宅地の歩道を選んでいるので、人が外へ出て活動し始める少し前を狙って歩く。田舎ということもあるが人とすれ違うのは２、3人程度だ(誰ともすれ違わない日もある)。
たまに、そのコースにあるスーパーにしか置いていない商品を買う為に散歩を兼ねて買い物に行くのだけれど、今日は裏道コースで行くことにした。
裏道といっても新しい住宅地の外周で、元々住んでいる人の住宅もあるが歩道などが整備されていないので、狭い道での車とのすれ違いに気を付けねばならないという程度だ。
ただ、林や手入れをしていない空き地が幾つもあるので、草花や鳥の声が楽しめる。
カタバミに似た濃いピンク色の花が咲いている。これまでにも見たことはあった。単純にカタバミの色違いなのだと思っていた。

帰宅後調べて “ムラサキカタバミ” とどちらだろうかと色々見てみたのだけれど、花の色の濃さが “イモカタバミ” の方かなあと思っているところ。
とはいえ、花の色味だけでは判断しきれない特徴もあるようだ。
茎が二股に分かれた先に白い小さな花が集まって咲いているのは“ノヂシャ” という花らしい。

すっかり花が咲いているものばかりだったのだが、花が咲く前の若葉の時にはその葉の部分をサラダや肉料理の付け合わせなどにして生食できるのだそうだ。
さすがに、ここが若葉の頃に採りに来て食べてみようとは思わないけれど。
住宅地の植え込みでは、今年もマツバウンランがきれいに咲いていた。

小さい花は可愛らしくて好きなのだけれど、スマホで接写するのが難しいんだよなあ。
私が下手なのかもしれないけれど、ピントの合う場所が外れてしまう。

土手にイモカタバミが咲いていた小川に丁度カモが降りてきた。

明らかに1羽小さいのがいたので、親子なんだろうか。