豊川稲荷 東京別院

2021/11/19

寺社

1年振りに友人と会った。
新型コロナ感染症が流行し出すまでは年に何度も会ってきたのだけれど、友人は仕事柄、感染症などを持ち込むわけにはいかない立場なので本当に色々気を付けて生活してきた。
だから、私も彼女ととても会いたいと思いつつLINEや手紙などのやり取りで我慢してきた。
最近、新規感染者の数も減り、もちろん全く油断はできないものの“気を付け方“が浸透してきて、過日私もやっと観光的な外出をした。
そして先日友人が、久し振りにちょっと会わないかと誘ってくれたのだった。
東京・赤坂にある豊川稲荷 東京別院で待ち合わせ。
稲荷といっても本家である愛知県にある豊川稲荷は曹洞宗の荼枳尼天を祀る寺院である。
だから入口は鳥居ではなく山門だ。
とはいえ、荼枳尼天といえば狐に乗った女の神様として広まっているので境内には狐が沢山いる。
本殿前の狐は筋骨隆々とした感じ。
 
愛知の豊川稲荷を信仰していた大岡越前守が分祀したのが始まりとのこと。
まずは本殿にお参り。
平日の午後なのだが、本当に参拝する人が絶えない。写される方も嫌かもしれないなあと思って普段から人の少ない時を狙ってカメラを向けるのだけれど、なかなかそうもいかない。
ここは芸事や金運を祈願する人が多いということで、芸能人のお参りも多いのだそうだ。芸能人の名前の入った提灯が多々下がっているのも見る。
一瞬、“子だぬき” と空目して見直した。
一緒に行った友人が親子そっくりだと笑う。うん、紛れもなく親子だな。
奥の院の入口には鳥居があった。
こちらでも熱心にお参りする人が多く見受けられる。
宇賀神王などを祀る三神殿の参道には沢山の狐。
ゆるキャラ感のある狐もいる。
境内社の1つ“融通稲荷”は、財宝を融通してくれるという融通稲荷尊天が祀られている。
金銀のみならず諸々の融通をしてくれるのだそうだ。
ここで戴ける融通金を財布に入れて大切に持ち歩き、1年後もしくは願いが叶ったら礼金を添えて返しに来る習わしとのこと。
 
ありがたく戴いてきたので、再び訪れる機会になるなあと思ったりする。
御朱印は、このコロナ禍で書き置きを戴くことになっていた。
既にセットになっていて、封筒に入っていたのは御朱印の他に御朱印についての案内とプラ製のしおり。

赤坂の豊川稲荷へ行ったら“いなりずし”らしい。
前もって色々調べていた時にそんな風に書いてあるのを多々見掛けた。
テレビ番組で取り上げられたとか芸能人の誰それが手土産にするのだとかあるらしいが、とにかく美味しいらしいので楽しみにしていた。
現地で戴こうかと思ったのだけれど、縁起物として家人に食べさせたいとも思ったので持ち帰った。
ご飯に味がしみていて、しかも揚げは汁が滴るほど。甘辛の具合は好みが分かれるとは思うけれど、濃い目だけれどしつこく感じられず私も家人も好きな味だった。
いなりずしを売っている店はもう一店あって、そちらは友人の奢りで豊川稲荷のベンチで戴いたのだけれど、大きめで五目寿司っぽいご飯が詰まっていた。
これはこれで、また違う味わいで美味しい。お腹に余裕があれば、両方戴くのが良いと思うのだ。