都営地下鉄大江戸線の大門駅からすぐ。
駅や地名の“大門”はこの門のことで、増上寺の総門だったそうだ。
門を抜けて道なりに歩いて、巨大な門が眼の前に。
増上寺の三門(三解脱門)。
道路を渡る前に撮らないとコンデジのレンズに収まらない。
東京生まれ東京育ちなのだが、増上寺もお参りしたことがなかった。
三門をくぐり本堂を前に、おお~と見上げる。
増上寺といったら東京タワー。これは何度もテレビや写真で観たことがあるぞ、という風に撮れてしまう。
この辺りに立って周囲を見回すと、何と広い境内だろうかと思う。とても観光客っぽいのだけれど、扁額を撮らずにはいられない。
でも、この文字が寺社それぞれに違って楽しいものなのだ 。
“西向聖観世音菩薩”は、鎌倉時代に東京タワーのある観音山に辻堂を建てて鎌倉街道に向けて安置した観音像と説明がある。
鐘楼も立派だ。
年末にNHKで観る感じ。
増上寺といったら徳川将軍家の菩提寺ということに尽きるのかもしれない。
有名な神社仏閣は、いわゆる歴史上の有名な貴族や武将などと話が繋がっている事が多いのだが、神社仏閣好き~とか言っていてもそういう部分は頭に入っていなくて、余り偉そうに言えない。
“安国殿”をお参りして、御朱印を戴こう。
こちらでは、南無阿弥陀仏という一筆の写経を奉納することで戴ける御朱印もある。
薄らと下書きがあって、それをなぞって書くので私でも書ける!と、張り切ってコートを脱いで机に向かったのだけれど、変に力が入って下書き通りに書けていない。
そういえば、子供の頃の“かきかた”とかいう授業の時も下書き通りに書けなかった気がする。
そして、ボカしてあるが自分の名前はもっとヘタクソだった。
戴いた御本尊の御朱印。
安国殿で戴ける御朱印は一筆写経を除くと3種類なのだけれど、自分では全部をお願いしたつもりだったのだが、御本尊しか戴いてこなかった。
納経料が少ないことに気付いたが、咄嗟にその場で確認することができなかった気の弱さ。
しかも、宝物展示室が火曜日定休だと確認せずに出掛けたので、こちらで戴ける御朱印も手にすることが出来ず。
まさか、お寺の宝物殿に定休日があるなんて思わなかったのは、私の認識と確認不足。
そんな訳で、そう遠くない内に改めてお参りに行って、宝物を観せて戴いて御朱印も戴いてこよう。
増上寺を取り囲むように芝公園がある。というか、本来は増上寺も芝公園の中にある。
次の目的地へ行く為にスマホで地図を見ながら歩き出したのだが、公園の中の道へ入り込んだら迷ってしまって出るのに苦労した。
ダンジョンに迷うというのはこういうことか(そういうゲームはやらない)。
そうして辿り着いたのが寺院としては現代的な建物。
浄土宗 三縁山 宝珠院
古くからある寺社が年月を経て、今どきの建物に建て直すことはこれまでも沢山観てきた。
昔の姿を再現して作り直すことも、時代に寄り添う姿に作り直すことも、その寺社の根本が変わらなければ良いんじゃないのだろうかと。
元々は増上寺の弁天堂と共に建てられたそうなので、歴史は古い。
弁財天の他に閻魔大王像も有名だそうだ。御本尊は阿弥陀如来。
ナメクジが見つからなくて、ぐるぐる探し歩いてしまった。
そして、頂戴してきた御朱印。
季節の花などが描かれた華やかな御朱印も戴けたのだけれど、朱印と素敵な文字がバーンと紙面いっぱいにあるのが結構好きだったりする。
それからまた芝公園の中を迷いつつ、梅の花を愛でつつ辿り着いたのは
芝東照宮東照宮というのは徳川家康を祀る神社で、大小あちこちにある。徳川の墓所がある芝公園にはあるべき神社といえる。
狛犬さんは、モフモフ感が強い。梅もいいけれど、桜や緑の濃い時期は境内が一層きれいなんだろうなあと、御朱印を戴いている間に眺めた。
大門の方へ戻ってきて、芝大神宮。
鎮座1000年を越える、いまやビルに囲まれた都会の神社。
平日の午後早い時間だというのに、実に人の多いこと。
芝東照宮と芝大神宮で御朱印を戴いた時に、一緒に戴いた“道中安寧おまもり”東照宮で戴いたものは、日光杉並木の古材を使用しているとのことで、杉のいい香りがする。
芝大神宮と細い道路を挟んだ向かい側、ビルの1階に“佛願寺”という大きめの文字が眼に留まる。
きれいな御朱印が戴けると話題になっている寺院。
作務衣姿の女性の僧職が丁寧に対応して下さった。
帰宅後ゆっくり調べてみたら、札幌に本部を置く“舎利山 佛願寺”の東京の寺院ということのようだ。
御朱印を戴いただけで失礼してしまったが、ゆっくり仏様を拝ませて戴いたりするべきだったと反省。写経や写仏といったことも予約してできるらしい。
文字にコンプレックスがあるのでなかなか叶わないが、写経は憧れる。
途中で道が判らなくなって余計に歩き回り、ひ弱な膝が痛くなったりしたのだけれど、梅の花を観たり、久し振りに東京タワーを近くで観たりと半日楽しんできた。
ようやく今年は、あちこち観て歩きやすくなるのかな、なるといいなと願いつつ。














































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