まだ松の内だった

2026/01/06

寺社

京成線の御朱印巡りデジタルスタンプラリーに協力している2つの寺院にお参りに行くことにした。

京成中山駅を出ると眼の前に大きな門がある。

総門(黒門)

ここから参道が始まる。

門前町である商店街を抜けると 

三門(仁王門・赤門)

大正時代に再建されたものということだが、サイズ感もさることながら見た目が渋くて重厚感がある。 

参道の両側には山内寺院が立ち並ぶ。

日蓮宗 大本山 正中山 法華経寺(中山法華経寺)

鎌倉時代に日蓮聖人が創建した。

まずはいわゆる本堂ともいえる祖師堂をお参り。

祖師堂(大祖師堂・国指定重要文化財)

国内唯一の“比翼入母屋造(ひよくいりもやづくり)”という建て方の仏堂で、他には岡山の吉備津神社の本殿がある。

“祖師堂”と山門の“正中山”の扁額の文字は本阿弥光悦によるものだそうだ。

大客殿・鬼子母神堂 

鬼子母神を祀っていて寺務所もあるこのお堂から鬼子母神堂をお参りできるようだったが、参拝の人も多く、どこも慌ただしい感じで戸惑ってしまい、御朱印だけ戴いて退散した。

大荒行堂

毎年11月1日から翌年2月10日に修行僧が集まりの100日間の厳しい修行が行われる。

丁度、期間中だったこともあり、中から読経の声が聞こえてきた。

法華堂(国指定重要文化財)

室町時代に造られた日蓮宗の現存最古の建築物とされる。

通路が狭めで、全体を入れて写真を撮るのが上手くいかなくて斜めから。

宝殿門
鐘楼
五重塔(国指定重要文化財)
刹堂

他にも載せ切れていない、実は回れていないお堂などがあるのだけれど、とにかく想像以上に広くて何処まで足を踏み入れていいのか悩むレベルだった。

広いおかげで写り込むことなく撮影できているのだけれど、実際には参拝客が多く駐車場も混雑し、猿回しの興行も行われていたし、幾つか出ている露天もそこそこ商売になっている様子だった。

次回は人の多くない時期に、ゆっくり訪ねようと思うのだ。

門前の商店街の外灯に下げられた幕の両面が、往路(上)と復路(下)で違うところがとてもイイ。

祖師堂で戴いた御首題

鬼子母神堂で戴いた御首題

大荒行堂では3種類の御首題があり、もちろん全て戴く事も出来たとは思うが、こちらを戴いた。

荒行は11月から翌年2月なので“年度”で数えるので“令和七稔(年)度”なのだと教えてくださった。

書かれている言葉(文言)は大荒行堂に貼られているもので

『寒水で身を清め、僅かな白粥で命をつなぐ。愚かな凡夫である我が身は次第に衰え死境にに至る。これまで生死流転の中で正法に背いてきた罪の重さを悔い、その罪を滅するため、ただひたすら修行に徹し懺悔する。その時、仏さまと同じような清浄なる姿が自然にあらわれてくる。』

という意味だと戴いたリーフレットに書いてあった。大荒行の全てが集約されているとあったが、本当に“荒行”だ。


京成高砂駅から京成金町線で柴又へ来た。

柴又といったら帝釈天、そして“寅さん”。
市松模様が寅さんのジャケットの柄になっている。

駅前の広場には寅さんと見送る妹・さくらの銅像がある。

平日の昼だというのに、とにかく人が多い(自分は棚上げ)。

私が思いつく場所でいうと、浅草や成田山などの門前町のように店が建ち並び賑わっている。

団子や甘味、煎餅など、とても魅力的な店も多い。

13時近くなったし、飲食店も少しは混雑が落ち着いただろうか。

東京で門前といったら蕎麦だよな(ただ好きなだけ)。 

空腹だったし、せっかくだからと天ぷらせいろを頼んだら想像以上に天ぷらも蕎麦も多かった。そして蕎麦がとても美味しかった。

腹ごしらえをして、いよいよ初めての帝釈天へ。

日蓮宗 経栄山 題経寺(柴又帝釈天) 二天門

東京生まれ東京育ちだけれど、いわゆる下町とは離れた多摩地域、帝釈天で産湯を使いというよりは深大寺で産湯を使う距離感なので、訪れる機会もなかった。

帝釈天を祀る帝釈堂は、正面がまだ正月仕様だった。

家人の出勤が始まったので何となく正月終了と思って出かけてきたのだけれど、まだ松の内なのだ。

そりゃあ何処へ行っても混雑しているわけだ。

帝釈天(題経寺)は寛永年間(1629年)に開基され、今日、先に参拝した中山法華経寺の第十九世の上人が開山したということだ。

本堂の入口から入って帝釈堂の参拝ができた。

できたのだけれど、とにかく人が多くて落ち着かなかった。

大鐘楼

というだけあって、大きくて立派なものだ。

帝釈堂で御首題と御朱印を戴く。 

御首題

帝釈天の御朱印

柴又七福神・毘沙門天

正月時期でなければ直接書いていただけたようだが、この時期だから仕方がない。

御朱印を1枚ずつ袋に入れて下さったのだが、裏側に門前の店の協賛広告があって、何だかいいなあと眺めた。


さて、例の京成線のデジタルスタンプラリーなのだが、指定の寺社で御朱印を戴きその場でQRコードを見せていただいて、それをスマホのブラウザに表示したウェブサイト上で読み込むという手順になっている。

ところが、先日参拝した神社でも、本日先に参拝した中山法華経寺でも何事もなく読み込めたというのに、ここへ来て位置情報を許可する設定をしろというエラーが出て一向に読み込めない。

もちろん元々位置情報を許可する設定になっているし、その場で位置情報やブラウザ、ネット回線、スマートフォンまで再起動したというのにどうしても駄目なのだ。

写真撮影が禁止というお堂の中で、出口に近い端に寄っているとはいうものの、スマホを弄りまくっているのは非常に憚られ、途中で諦めて出てきたのだった。
京成線8寺社のうち5寺社を巡り、今日も帝釈天の後で寛永寺も参拝する予定だったのだがこの調子では寛永寺でも読み込めそうにないので、スタンプラリーの達成景品は諦めることにした。

とはいえ気持ちが落ち込んで、帝釈天で観ようと思っていた彫刻ギャラリーや庭などを観ないで帰ってきてしまったし、正月仕様ではない帝釈堂も拝みたいと思っているので、少し落ち着いた頃にこちらも改めて参拝に来ようと思う。

 

帰り際に通りがかって偶然ポスターを見掛けて観光案内所へ飛び込む。

モンチッチの生みの親“セキグチ”由来のマンホールカードを戴いた。

そうだ、セキグチ本社は葛飾区にあるんだったな。

そんなわけで、寅さん、そのうちまた来ます。