草津温泉

2011/05/05

寺社 旅行

珍しく早起きをして10時過ぎには家を出た。
出発時の運転は私。常磐道から外環道、そして関越道へ入って一路、群馬県草津温泉へ。
連休の混雑ピークは過ぎているので空いているのではないかと思っていたが、本当に高速道路が空いている。
関越道に入ると上り線は渋滞している部分も見られるが、下りは実にいいペースで走れる。
お腹も空いてきたので、埼玉県と群馬県の県境に近い上里SAで休憩。
さすがにサービスエリアも混雑しているが、ここへ入る為の渋滞などはないので空いていると言っていいだろう。

“信州も近いからねえ”とか言いつつ眺めていたら、頭(?)には大阪の文字。

渋川伊香保ICの手前、駒寄PAで運転手を家人にチェンジ。渋川伊香保ICから国道へ入り、いよいよJR吾妻線と並走しつつ草津町へ向かう。
町を抜けて山沿いに入ると、道は狭く、曲がりくねり、挙げ句にただひたすら上り坂。
運転手は大変だが、助手席から見る吾妻渓谷などは最高である。
話題になった八ッ場ダムの辺りは変に道路がきれいになっている。
ようやくJR吾妻線の草津温泉への玄関口“長野原草津口”駅を過ぎる。
あと、もう少しで草津温泉入口の道の駅、という所で道路に“メロディーライン”の看板。
「何?ああ、あれか、制限速度で走ると音楽が聞こえる道路!…草津節ってどんなんだったっけ。」
と言っている間もなく始まる草津節。
“草津よいとーこー、一度はーおいでー、あ、ドッコイショ、”そうだった、かの有名な曲が草津節だった。
凄いなあ、ホントに音楽に聞こえるんだなあと感心している内に、ようやく草津温泉の入口“道の駅 運動茶屋公園”に到着。
何やら趣の違う建物なのは、この道の駅のある道路が“日本ロマンチック街道”という名称だからなのであった。

本日宿泊の宿“望雲”でチェックインをしたのは午後3時を回ってから。
それでも、まだ充分時間もあるからと早速温泉街へ出掛ける。
結婚前に一度家人と来ているのだが、その時には湯畑などの中心から離れた所の宿だったので、あまりゆっくり見て歩いた記憶がない。
湯畑とはよく言ったものだ。もうもうと立ち上る湯気の中で大量の温泉が湧いている。

湯畑のすぐそばに、有名な“草津山 光泉寺”という寺院がある。
結構な階段を上った所にあるので、運動不足で足腰の弱い私は途中で休憩しなければ上りきれないという始末。

ここは何が有名かというと、本堂などの屋根なのである。
古くから温泉が湧き出ているこの土地では空気中にも温泉の硫黄が多く含まれている為に、木や鉄はサビや劣化が早いということで、現在は屋根などにアルミを使っているのだそうだ。
この寺は“アルミ寺”などと呼ばれているとテレビで知った。
“草津山”というのがいいなあ。
御本尊は薬師如来。薬師如来をお参りし、温泉で湯治をする。草津だからこそ。

光泉寺から湯畑を眺める。
人が減っていると言われているが、さすがに連休だ。バスガイドに先導された団体客やバイクのツーリング客も多く見かけた。
この辺りをバイクで走るのは気持ちいいだろうなあ。

湯畑から温泉街を上がっていき、西の河原公園へ。
この公園の上の方まで行くと西の河原大露天風呂もあるそうだが、さすがに入る勇気がない。
“西の河原=さいのかわら”と読まれているが、要するに三途の川の“賽の河原”ということらしい。

そこかしこで温泉が湧き出ていて、場所によって大分温度も違う。

いい気になって手を出すと結構熱い場所もあったりする。(写真の手は他の観光客)
ここは結構熱い湯が噴き出していた。

そういえば、滝のある所には不動明王が多いねえと、家人と話をする。
滝ばかり見て歩いている訳ではないのだが、これまでにも滝のある所に不動明王が祀られているのをよく見かけた。
滝も信仰の対象と聞いたことがあるので、何か関連性があるのかもしれない。

温泉水と石という、色合いとしては殺風景な所で一際目立つ鳥居。
せっかくここまで来たので、草津穴守神社をお参りした。
本当は白根神社にもお参りに行きたかったのだが、時間も遅くなってきたし、長距離の運転とウロウロ散策して足腰が大分疲れてしまって、長い階段を上る気力が二人とも保てなくなって断念した。
情けない話である。

実は、宿の玄関も結構急な坂を上がった所にある。
晩ご飯前に随分運動をしてしまって、お腹がペコペコだ。しかし、美味しく食事を戴く為にコンビニで買ってきた菓子を我慢する。
宿に来た時にお茶請けに出された菓子は柏餅だった。5日だもんね。
そういえば今回は、3月の結婚10周年旅行が流れたので代わりの旅行でもある。ちょっと奮発して露天風呂付きの部屋を取った。
勿論、草津の源泉が使われているので好きな時に気兼ねなくすぐに温泉に入れる。
大風呂もそれはそれで魅力的だし嫌いではないのだけれど、我が家は家人が忙しいので観光地が繁忙期にしか旅行に行けなくて、2人共のぼせにくい露天風呂が好きなのだが大浴場にある露天でも小さいことが多く、これまでに何度も露天が混雑しているので入らずに帰ってきたことがあった。
そういうことで部屋専用の露天風呂が付いているのはありがたいのだ。

深夜に静かな露天風呂、いいよね。
勿論風呂自体は小さいけど、湯がイイから気持ちいい。
(他には風呂のフタを閉めたままの写真しかなかったので、家人入り)