kimoriシードル スイート

2014/08/11

青森県弘前市は日本一のリンゴの産地だそうである。青森県のリンゴは美味しいと思って時期にはスーパーで買って食べているけれど、青森県の中の何処で作っているかというのまでは知らない。
そんな青森県弘前市にある“弘前シードル工房 kimori”という所で造っている“kimoriシードル”というお酒を過日戴いた。
“シードル”とはリンゴを発酵させて造ったリンゴ酒のことで、発泡酒であることが多いらしい。戴いたのも発泡酒だ。
今年5月に“弘前市りんご公園”という所に工房がオープンし、発売となったお酒だということだ。
もっと早く飲みたいと思っていたのだが、栓が王冠であるので開けてしまうと飲みきらねばならなくなってしまう為に、何か代わりの栓がないものかと探してから飲もうと思っていたのと、抗うつ剤を多く飲んでいる内はアルコールの摂取を控えるように言われていたので、酒を止めていたこともあって機会を窺っていたのだ。
残念なことに抗うつ剤は0にはならなかったのだけれど、朝食後1回だけ最少量を飲むだけになり、夕食時に少し飲酒をするくらいは問題なさそうになったので、ボチボチと飲むことにしたのだ。

遂に、本日開栓。“kimoriシードル SWEET”
日本酒などと較べるとアルコール度数も低いので安心。
瓶の底にワインなどの“オリ”と同じような沈殿物もあって、そこがまた果実酒らしさを感じる。

シャンパンほど発泡性がないので、開栓時には軽い音がする程度だった。
ネットで見つけたのは“シャンパンストッパー”という商品。
結構簡単に使えるし、見た目で予想するよりもきちんと閉まる。(1週間近く経ったが今も開栓時に“プシュッ”と言うし、減ったものの発泡している感じはある。 8/16記)

甘いリンゴの香りが漂って、見た目もリンゴジュースと同じような感じ。
あ、旨い。
香りと甘みでリンゴジュースじゃんと思うのだけれど、口の中に発酵した香りと味もしっかり広がって、やっぱり酒だなあと感じる。
こんな感じなら、ジュースと同じように沢山飲めてしまう人もいるのだろうけれど、2年近くも断酒してきたせいで酔いやすくなっているのは判っているので、ゆっくり楽しむことにしよう。

9日予定が雨で延期になった近くの花火大会が開催されたのだけれど、ベランダから少し身を乗り出さないと見えない方向なので、ちょっと眺めてから音だけ聴きながら呑んだ。

まだ風が強いので、花火が流れてしまう。