網戸の張替

2014/12/28

日記

我が家は、家人が私と結婚どころか出会う前から住んでいて、そこへ私が一緒に住むことになったという部屋だ。だから家人が住むようになってからというと15年以上は経っている。
その間、一度も張り替えていないのだから、そりゃあ穴も空くってものだ。
穴が空いたというよりは、長年の風雨に曝されて劣化して張った部分から切れてしまったようだ。

家人が自分で張り替えるというので、ホームセンターで材料と道具を仕入れてきた。
網(ネット)が巻で売っている。素人が張り替えることを前提に解りやすい説明も掲載されている。
ちなみに“ジョイフル本田”さんでは欲しいだけ買える切り売りもしていた。

まずは、古い網を外して枠を洗う。
網の端は細いゴムチューブで枠の溝に埋め込まれているので、ゴムチューブを引っ張って外せば網はペロンと外れる。
替える予定があったので、洗っていなかったから滅茶苦茶汚い。
今まで使っていた網は、薄いグレー系の網。

まずは、枠に対して少し大きめに網を切る。大きいままでも良いのだろうけれど、扱いにくい。
網を仮止めするクリップも売っていたが、そんなものは他の事に使う仮止めテープや大きめの洗濯ばさみか事務用のダブルクリップなどで足りる。

枠の溝にゴムチューブを押し込む。安全に押し込めるものなら何だって構わないと思うのだが、そこは素人がやりやすい専用道具のローラー式の“へら”を買った。

網を軽く引っ張って張りつつ、溝にゴムチューブを押し込んで網を張る。
枠によって溝の太さが違うので、ゴムチューブを買う時には店にあるチューブの見本品(メーカーや店舗が用意してくれている)を貰ってきて家の網戸のチューブと較べてから買う。

ゴムチューブが入った所で、改めて網戸の張り具合を確認。

張り具合を確認してから、余った網をカッターで切る。
刃が少し出ているだけの切りやすい(という触れ込みの)専用カッターも売っていたが、普通にカッターの刃を少しだけ出して切ればいい。
我が家には、昔私が使っていたデザインカッターがあるので使ってみたら、持ちやすいので切りやすかった。

出来た。
今回は外が見えやすいということで、黒い網にした。

白っぽい網は向こう側が見えにくいし、黒い網は見えやすいという。外から中が見えやすいのが嫌だなあという立地の窓は白い網がいいし、我が家のように高層階だったりして外からの視線を気にしなくていい窓は黒の方が網戸を閉めたまま外が見えやすくていい。
ちなみに少し価格は高いが、リバーシブルになっていて外から見えにくく内から見えやすいタイプの網もある。

作業場所が狭いので私は網を枠に合わせる作業と切る作業を手伝ったくらいで、ほとんど家人が一人でやってくれたのだが、実際に一人でも充分できるんじゃないかと思われる。