河口湖へ

2016/05/01

寺社 旅行

久し振りの中央道・談合坂SA。

家人にとっては、初めての中央道。
だから珍しく朝から自分が運転するなんて言い出したのかw(家人は起き抜けが弱い)
午前10時過ぎに家を出発し、中央道に入ってから八王子の石川PAで小休止。談合坂SAに着いたのは12時15分頃。
2日は一応普通の月曜日なので、4/29~5/1に出掛けて帰ってくる人は多くても下りは少し空いているかもしれない。だがしかしゴールデンウイークを甘く見てはいけないと、我が家にしては早く出たのだ。
首都高も中央道も予想外に空いていた。談合坂SAで少し遅めの昼ご飯という予定だったが、まだお腹空いてない。

河口湖ICを出て、河口湖畔の“道の駅かつやま”に着いたのは13時半。いや、ホントに驚くほど道路が空いている。
 道の駅のレストランで昼食。
道路を渡れば河口湖なので、ちょっと水遊び。


子供の頃に私はここで泳いだ(水遊び程度)そうなのだが、湖の水辺へ降りられるというのはただ眺めるだけではなくて楽しめていいなあと思う。

寺社好きとしては寄っておきたい浅間神社。
富士山の周りには浅間神社が多いのだが、浅間神社は山岳信仰であるところの浅間信仰(冨士信仰)の神社で、浅間大神を奉っている(とのこと)。
“冨士御室浅間神社”

里宮

元々本宮は富士山二合目にあった、富士山最古の社とのこと。

富士山の噴火の度に焼失してしまい、立て直しや改築を経て保存の為に本殿だけ里宮と同じ場所に移築された。現在も奥宮として富士山中に拝殿が残っているのだそうだ。

いつも通りに戴いてきた御朱印。
里宮と本宮と戴けるのが嬉しい。

“河口湖と富士山”という絵面を見たいなあと湖畔を走っていると、車を駐めても大丈夫そうな空き地を発見。他にも車が駐まっているので、ちょっと駐めさせて貰う。

河口湖と富士山、そして釣り人(駐まっていた車の一台は釣り人氏のだった)。
とにかく空模様が刻々と変わるので、絵はがきのような写真は撮れないものだ。


もっと遅く河口湖に到着するだろうと思っていたので、宿のチェックイン予定まで時間潰しに観光スポットを探してドライブ。
“河口湖オルゴールの森美術館”


“パスポートのいらない小さなヨーロッパ”という触れ込みに違わない異国感。だが、建物の向こうに富士山。

勝手に、ちょっと大きめのディスクオルゴールが大量に展示してあるとかの程度を想像して入館したのだが、
え?何コレ。
自動演奏のバイオリンとか、オルゴールって言うんですか?

かの“タイタニック号”に搭載される筈だったオーケストラ自動演奏機が、何で河口湖畔にあるんですか!

出航に間に合わなくて載らなかったから現存し、この演奏機の代わりにオーケストラが海に飲まれたとかドラマチック過ぎる。

自動演奏機としての広義のオルゴールといえばオルゴールなのだろうけれど

部屋全体がオルゴール(自動オルガン・ダンスオルガン)。正面のみならず左右の壁に取り付けられた楽器を持った人形も音楽と一緒に動くというシロモノ。
ダンスホールで使用するのでダンスオルガンと呼ばれるそうで、ちょっとした楽団の演奏に匹敵する音楽が流れて音の大きさにビックリした。
ここは、歴史的に価値のあるオルゴール(自動演奏機)がただ飾ってあるだけではなく、貴重な演奏を聴かせてくれるという予想外の内容で、駆け足で見て出てくるのは勿体ない場所だった。また時間を取って来なくてはならないと思う。


夕方、宿のチェックインを済ませて休憩し、宿の屋上から改めて富士山を拝む。

明日も天気でありますように。