雨引山 楽法寺(雨引観音)

2017/06/22

寺社 植物

青々と広がる水田の間を走り、サイズの大きい対向車が来ると擦れ違いにドキドキする山道をグルグルと上って、ようやく山の上の駐車場に到着。
家から1時間半、走行距離57km。普段眺めている筑波山のすぐ向こう側へ来ただけなのに、茨城県て広い。遠くまで1人で運転すると、本当にカーナビのありがたみを感じる。
今日は茨城県桜川市にある“雨引山 楽法寺”を訪れた。“雨引観音(あまびきかんのん)”という名前の方が有名なようだ。
一度訪れたいと思っていたのだが、ここは紫陽花の名所として知られているそうなので、せっかくなので紫陽花の時期を狙って来た。
山門から仁王門までの階段は紫陽花の鑑賞スポットのようだが、まだ少し早い。
それでも、そこここに紫陽花が色付いている。
仁王門と手前の紫陽花は撮影スポット。
三脚を立てて歩く人が切れるのを待っている様子だったが、有名な観光スポットのシーズン真っ只中、参拝というよりは観光客が多い。
私も、それっぽい写真を撮ってみる。
絵になる被写体ではあるなあとしみじみ。
撮影している人達には申し訳ないが、美しい仁王門をゆっくり眺めた。
本堂でもある観音堂も極彩色で眼をひく。
装飾も綺麗で、建物も好きで寺社を回っている私には嬉しい限り。

一方、多宝塔は一気に渋めな感じ。
あれ?手摺りに何かいるみたい。
 
おお、こちらが有名な雨引観音の孔雀さん。(放し飼いになっているのだそうだ)
下から客がワアワア言っていても、悠然と落ち着いていらっしゃる。
孔雀なんて久し振りに近くで見たなあと、しばらく眺めた後で視線を下ろすと
そういや、今年は酉年だったなあなんて思い出したり。
この寺の境内には、他にも鴨やアヒルが参拝客を和ませていた。
鴨や巨大な鯉が泳ぐ池に建つ鬼子母神堂は今年3月に修復工事が終わったばかり。

その向かいには薬師如来の納められている六角堂がある。
薬師如来の他に不動明王など幾つかの仏像が納められているのだが、ここにも鳥が。
巣は見つからなかったのだけれど、御堂の端から端までという長さの木材はどう見ても止まり木。

是非欲しいと思っていた綺麗な御朱印帳に御朱印を戴いた。
この御朱印帳が最初の数頁に渡って楽法寺についての案内などのページになっている。
他の寺院でも寺名や御本尊などが印刷されたページのある御朱印帳は手にしたことがあったが、これだけのものは初めてだったので、驚いた反面ありがたく、嬉しくなった。
ここは安産子育祈願の寺としても有名で、戌の日には腹帯を授かりに来る人が多いのだそうだ。今日は戌の日ではなかったが、私が御朱印を戴いていた時に腹帯を求めに訪れた若い女性がいた。仕事をしていたりすると、戌の日を狙って来ることができない人もいるだろうと思う。安産をお祈りします。

山の上から見る筑波山と筑西の風景。

そして、こんなに種類があるのかと驚かされた紫陽花。
山全体が紫陽花で彩られるのは来週になってからなのだろうけれど、充分堪能できた。

狭い山道を降りてきて、山の入口付近にある“雨引千勝神社”をお参りした。
古くて人の気配のない神社だが、境内はきれいにされている。
さすがに授与所も人の気配がなく御朱印などは戴けなくて残念だったが、正月と神事がある時には開いている様子。
中が陽灼けしそうなので、カーテンとかがあった方がいいように思う。

ここからまた50km以上走って帰らねばならないので、交通安全をお願いしつつ御神木を仰いだ。