初JAF

2019/08/28

日記

買い物に行こうと車に乗り込み、クラッチを踏んでエンジンのスタートスイッチを押すと「キューン……」
みたいな小さな音を立てて、それきりになった。
カーナビは立ち上がっているし、エアコンもラジオも点いた。ただ、エンジンだけが動かない。
やっちまったか。バッテリーが上がっちゃったってヤツか。
試しに数回やり直したが同じ動作だった。
ただ、バッテリーが上がった時ってエアコンやらラジオやら点かないものだと認識している。もしかしたら、何か他の部分が壊れたのだろうか。
ググってみると、セルモーターの故障だとかエンジンルームのヒューズ切れだとか、スマートキーの電池切れなんてのも出てくる。スマートキーの電池切れなら自分でも確認できるので電池の新しいスペアのスマートキーを持ってきて確認したが、やっぱりエンジンは掛からない。
「JAFに連絡しよう……」
実は以前にも、室内灯が点いたままになっていてバッテリーが上がってしまったことがあった。やはり夏場だったから、フロントのサンシェードを立てかけたりする時に室内灯のスイッチに触ってしまって点いたのに気付かずに降りてしまったのだと思われる。
ちなみに今回は室内灯が点いていないのを確認した。
前回(何年も前)はJAFに頼むというのを思い出せず、家人がバッテリーを外して家に運び入れ(大きくてとても重い)、家にあるバイクに乗っていた頃に買ったバッテリー充電器で数日かけて充電した。大変な思いをしてから“JAFに頼めば良かったんじゃ……”と思いついた。
1992年に入会してから一度もJAFにお世話になったことがない。初めてのことで此方も説明が下手くそだったこともあるが、それまで微妙な受け答えだった電話受付のオペレーターが会員番号を伝えた途端に
「長年に渡りありがとうございます!」
と、声音が変わって苦笑した。
しかし、オペレーターとの電話の後すぐに担当の人から電話があり30分くらいで着くと言われたが、30分も掛からずに電話が来た時には駐車場の車の前によく見るJAFの車が止まっていた。
エンジンルームを覗いてバッテリーの電気の量?を調べた結果、やはりバッテリー上がりとのこと。室内灯は点いてなかったという話をしていて“後部座席とか”と言われてハッとする。
もちろんわざわざ点けたことはないのだけれど、確認すると後部座席の室内灯が点いていた。我が家は後部座席に人が乗ることはないけれど、フロントのサンシェードを外して運転席に座ったまま後部座席側に置くことは多い。着ける時も運転席や助手席から腕を伸ばして掴み、運転席と助手席のヘッドレストの間を通して持ってくる。そういう時に天井の室内灯スイッチに触ることはあるかもしれない。
JAFさんによると、長い傘を出し入れしたりする時に触ってしまうこともあるようだ。
何とお恥ずかしい。
バッテリーをブースターケーブルで繋いでエンジンスイッチオン、で幾らか弱々しいが無事にエンジンが掛かる。
「今エンジンを止めると次にまた掛からなくなるので、充電の為にこのまま1時間くらいドライブしてきてください。」
アイドリングストップの機能も止めてくれた(手元のスイッチでONOFFできる)。言われてみればそうだ、それは思いつかなかったな。
伝票を貰ってサインをして終了。
お世話になりました。

それから走りに出掛けたのだけれど、ただひたすら1時間走るって何処へ行こうか悩むものだ。普段なら片道30分程度は掛かる柏の方へ行って戻ってくればと走り出せば、道路が空いていて15分くらいで着いたので急遽少し離れた道の駅まで足を延ばした。
駐車場でエンジンを止めずに少し休憩して帰宅したが(合計1時間20分くらい走れた)、道の駅まで行ったのにソフトクリームくらい食べたかったなあ。