20周年

2001年3月19日に入籍した。
今日は20回目の結婚記念日である。
磁器婚式とかいうらしい。1年目の紙から始まると、随分丈夫そうな素材になってきた。
家人はといえば、近頃週末というと職場で使っているノートPCを持ち帰るので(リモート休日作業をする)、今日も車で乗り換え駅まで迎えに行き、夜遅くなってから予約して買ってきたケーキで祝う。

今週は、血糖値が爆上がりか。

20年も経ったと思うのか、まだ20年と思うのか、その辺りはその日の気分で変化するように思う。いずれにしても、2人で過ごしてきた時間よりもこの先の方が長く過ごしていけるのならば、それが一番いいのだけれど。
というか、よく飽きずに一緒に居られたなあ。きっと、お互い顔を合わせない時間の方が長いからだろうな。
一緒にいる時間を増やしたくて一緒に暮らすようになったのに、それが面倒に感じたりすることがあるのは、それまで全く別の生き方をしてきた赤の他人同士が急に家族になるのだから当たり前のことだろう。
もちろん、同じように家人も思うところは多々あるだろうし、あえてお互い言わないだけだ。
そんな風に幾らか割り切れるようになったのは、ここ近年だと思う。だからって、やーめた、ってならないのは、やっぱり一緒にいることが楽しいからなのだろう(私個人の感想です)。
10年前に我ながら殊勝なことを言っているが、その頃と変わったことといえば、人付き合いが減ったことくらいだろうか。
結婚10年目の記念日は、予定していた旅行(宮城県)が東日本大震災で中止になった。そして、20年目の今年は新型コロナウイルスの拡大で予定すら立てられず見通しも立たない。
それでも、2人とも元気に迎えられたことを喜ぼうと思う。

こんなブログを読んで下さる数少ない方々には、これまでの御礼を、そしてこれからもお付き合いの程よろしくお願い申し上げます。