東北新幹線開業間もなくの上野駅の新幹線乗り換え改札口ってこんな所じゃなかったよなあ、などと考えながら無事にスマホで通過して延々と地下へ下りた。
“えきねっと”で新幹線の指定席乗車券を購入して、モバイルSuicaに紐付け(登録)したものの、モバイルSuicaアプリの画面上では無事に紐付けできたことが確認できないというのは非常に不安だった。入場後に座席案内のプリントができる発券機があるのだが、そんなことよりスマホの画面で見られるようにして欲しい。
そんなことを考えていると10時09分発はやぶさ13号が入線。終点が仙台なのに“こまち”も連結されていた。何故だ。
はやぶさのグリーン車が混んでいたのと興味本位で、こまちのグリーン車に乗ることにした。JREポイントが貯まっていたのでポイントで無料アップグレード。えきねっとで取った時には他に一人お客がいた筈なのだが、乗らなくなったようでグリーン車貸し切り状態で一路仙台へ。
時刻通りに仙台へ到着。久し振りで嬉しくて、気持ちの方が逸ってしまい仙台駅ホームの写真とか撮り忘れてしまった。
コインロッカーに大荷物を預けて、駅構内の寿司店で昼食。
幾つかの店舗の中で幾らかリーズナブルと見たので選んだのだが、とても美味しくいただいた。
この旅は友人とだったのだが、友人は所用により夕方合流ということなので暇人の私は早目に行って一人で松島観光をすることにしていた。
仙台駅から仙石線に乗って40分ほど。
これが仙台駅のホームに入ってきた時には興奮したが、ホームが狭くとても混んでいたので写真どころではなかった。宮城県出身の漫画家石ノ森章太郎さんの作品が描かれた“マンガッタンライナー”載せるに当たり調べたところ、“マンガッタンライナー2” という車両になるそうだ・
松島は高校時代に父の転勤で仙台へ移り住んだ頃に何度か訪れているのだけれど、どんな景色で何処に何があったかなんて忘れてしまっているくらい昔のことだ。それにしても観光客が多くて駅の写真を1枚撮るにも時間が掛かったりする。
そして、本当に諸外国の言葉を多く耳にする。
今回は、仙台に住んでいた頃にはさほど興味を持たず訪れたことのなかった、お寺を回ることにした。
松島の寺といったら、伊達家の菩提寺である国宝・瑞巌寺だ。
正式名称は“松島青龍山瑞巌円福禅寺”。臨済宗妙心寺派に属する。
駅から一番本堂に近い拝観者受付所へ真っ直ぐに来てしまったのでいきなり境内に突入。
中門から本堂を臨む。
庫裏から入って、本堂の拝観ができる。
室内の至るところに施された彫刻や復元模写とはいえ狩野派の襖絵など美術的な見どころが満載で、とにかく全体に繊細で華やかで美しかった(表現力が乏しい)。
本堂内の写真撮影は許されないが、中から外の撮影は許可されているので廊下から庭を臨む。線香や縁起物などを売っている一角には
松島温泉の“温泉むすめ 松島名月(まつしまなづき)”グッズも置いてあった。そういえば、温泉むすめなんてのもあったなあ。
“法身窟”という岩窟は、鎌倉時代に宋から帰国した法身性西禅師が鎌倉幕府執権・北条時頼と出会った場所と伝えられている。
その後、時頼によって伽藍が整理され法身性西禅師が開山に迎えられて、瑞巌寺の前身である臨済宗円福寺が開創されたとのこと。
何というか、岩と木々に囲まれた土地だなあと眺める。
参道を海へ向かって歩いて行く途中で、大分傷みのある木の看板を見掛けた。
そうだ、松島も東日本大震災で壊滅的な被害を受けたのだった。
ここまで来たんだなと、まだ見えない海と拝観してきた境内を眺めた。
そうして、本来ならここから入るべきだったなあと思いつつ総門をくぐって広い通りまで出ると海が見える。道路を渡って、五大堂へ。
慶長9年(1604)伊達政宗が造営した、東北地方で現存する最古の桃山建築。内部には慈覚大師の手彫りと伝わる五大明王像が安置されていて、33年に1度御開帳されるとのこと。9月も末日だというのに暑くて汗だくで歩いているのだけれど、こんな景色を観ると晴れていて良かったなあとも思う。華やかな表紙の御朱印帳が増えた昨今、渋めだが伊達家の竹に雀紋がバーン!とある所がカッコいい。
次に、伊達政宗の孫である伊達光宗公の霊廟・三慧殿がある、円通院へ。
ここは庭の美しさが有名で、季節にはバラの庭園を観る人で賑わうのだそうだ。境内奥にある光宗公霊廟・三慧殿へ上がる石段が、階段なのか坂なのかという印象で上りやすいような、足下が覚束ないというか。
内部に納められた厨子の所々に西欧風のモチーフが散りばめられた装飾が華やかだった。
瑞巌寺周辺にも多くあるが、松島には洞窟遺跡群という自然のものではなく人の手によって掘られた洞窟の中に供養塔や仏像が置かれている。
円通院の境内にも大きな洞窟があった。いわゆるお寺の本堂の印象とは違う、円通院本堂・大悲亭は光宗公の江戸の納涼亭で、早逝した息子を悼んだ父・忠宗が解体移築したもの。
何というか、落ち着く佇まい。瑞巌寺で拝受した御朱印帳にお願いした。
駅から瑞巌寺への道すがら気になった寺院をお参りする。
臨済宗妙心寺派 瑞雲峰 天麟院天麟院は伊達政宗の長女・五郎八姫(いろはひめ)の菩提寺とある。まず、政宗に娘がいたのか!?と、驚いた。
政宗の最初の子供がこの五郎八姫で、男子の欲しかった政宗は男の名前(五郎八)しか考えていなかったのでそのまま名付けてしまったという説もある。
御朱印と一緒に戴いた五郎八姫の物語を読むと、時代に翻弄された姫君を大切にする気持ちが伝わってきた。
しかしながら、五郎八姫の霊廟までは木々の間をちょっと山(階段)を上がらなければならないようだったので、暑さと疲労に負けてしまい失礼してしまった。
何十年振りかの松島観光は楽しかった。いつか、あの観光船で島巡り観光なんかもしてみたい。
夕方、友人と合流し、ホテルのチェックインをしてから晩ご飯に出かけた。
生ビールと牛タンと刺身という最高のセットメニューがあって、宮城を堪能する。









































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