昨日の晴れ間が嘘のように、予報通り朝から雨が降っていた。
お互い変な気を遣わずに自分のペースで色々動けるようにと、ホテルは別々の部屋に泊まったのだが、朝食は昨晩コンビニで買っておいた物を持って友人の部屋へ移動して今日の行動を話し合ったりしながら一緒に食べる。
そういうのがとても楽しい。
仙台には観光用のループバス“るーぷる仙台”が走っていて、市内の主な観光スポットを巡ることができる。
私達が行こうと思っていた場所に連れて行ってくれるので、1日乗車券を購入。平日は20分おきに動いているので、1台見送った後でもそんなに待たされない。瑞鳳殿のバス停で降りて長い坂を歩き出すと、雨足が強くなってきた。
拝観券を貰って入る頃には土砂降りだ。瑞鳳殿は仙台藩祖・伊達政宗公の霊廟で、息子である2代目藩主伊達忠宗によって建てられた。
しかし、昭和20年(1945)に戦火で焼失し、昭和54年(1979)に再建されたものだそうだ。
またその後、平成13年(2001)に改修されて、創建当時の極彩色の姿が再現されたとある。
土砂降りの雨にも負けない極彩色と装飾に圧倒される。
“貞山公”というのは政宗の法名とのこと。隣に伊達忠宗が開基した“正宗山 瑞鳳寺”という寺院があり、名前に惹かれてお参りする。
残念ながら御朱印は受け付けていないという貼り紙があったが、山門の風情など観る価値のある寺院だった。
ループバスに乗って、今回の旅の1番の目的地であった“仙台市博物館”へ。
現在開催されている特別展“徳川十五代将軍展”を観る為だ。静岡県静岡市にある国宝・久能山東照宮(くのうざんとうしょうぐう)は、徳川家康を遺命により埋葬された地に建てられた。徳川家康を祀る各地の東照宮の創祀だ。
久能山東照宮では家康の残した甲冑や刀、愛用品などの貴重な宝物を保管。今回その貴重な一部を公開する展覧会が新潟県立近代美術館と仙台市博物館の2館を巡回している。
金色の甲冑も凄いのだが、個人的にはこの金扇馬標(きんせんうまじるし)のサイズ感に驚かされた。馬標というのは戦場で指揮官の場所を示すために立てられたり、味方の士気を鼓舞するのに使われたものだそうだ。ズラリと並んだ2代~15代将軍の甲冑は壮観だ。
命を守るためとはいえ、これを着て重い刀を振り回していた時代の人の身体はスゲーなどと、考えてしまう。
さて、今回1番の目的は徳川家康の愛刀を拝むことだった。
[重要文化財 太刀 無銘 三池光世作 妙純傳持 ソハヤノツルキ/ウツスナリ](※購入したポストカード)
平安時代末期に活躍した筑後国(福岡県)三池派の刀工・光世によって作られた刀で、“ソハヤノツルキウツスナリ”という切付名から、坂上田村麻呂の伝説に名刀として登場する“ソハヤの剣(つるぎ)” を写したものとされる。
久能山東照宮に行けばいつでも観られるというものでもないので、仙台なら遠くないし行きたいと思って行ける時に行こう!ということになったのだった。
もちろん例によって、“刀剣乱舞ONLINE”に出ている刀である。
展示室の外には、家康の甲冑の顔出しパネルや刀剣乱舞ONLINEのソハヤノツルキのパネルなどが飾ってあった。
雨が酷くなっていたら、今回の旅の1番の目的は果たせたので仙台駅へ戻ってしまおうかと話していたのだけれど、心配したほどではないので仙台観光を続けることにした。仙台市博物館のバス停からループバスで1駅“仙台城跡”へ。
福島県沖地震で崩落した石垣の修復が終了していたので、キレイな石垣をバスの車窓から眺めながら上がってくるのは楽しかった。
みんな大好き伊達政宗騎馬像。
遠くが霞む眺望も、それはそれで旅の思い出。
雨は小雨ながら降ったり止んだりしているが、宮城県護国神社をお参り。
隣には境内社の別宮 浦安宮がある。左宮には天照坐皇御神ほか三柱の神を、右宮には伊達政宗公と古くから鎮座する白水稲荷大神が祀られている。
浦安宮の御朱印も戴けたのは嬉しい。
フードコートや土産物売場などもある青葉城本丸会館で昼食。
この蕎麦が色が濃くて少し固茹でで私好みの蕎麦だった。『仙台へ行ったらずんだ餅!』 と、行く前からずっと言っていた友人がやっとありつけた。
刀剣乱舞ONLINEの推しキャラ、槍の蜻蛉切ちゃんを連れてきた。エラい。すずめ饅頭が載った、ずんだソフト。仙台城址で、ずんだ尽くしの友人だった(友人が自分で撮った写真を頂戴して掲載)。
さすが青葉城(仙台城)、色んな伊達政宗がいる。そりゃあ、炭治郎も来るわ。
本丸会館の売店で、御城印と御城印帳を購入。
今後どれだけ城を訪問するか判らないけれど、この表紙を見たら買わずにはいられなかった。この御城印帳がよくできていて、貼るタイプではなくて透明フィルムの貼られた差し込み式になっている。
こうやって、刀の次は城にハマっていくのだろうか……
ループバスで、しばらく東北大学などを眺めながら次の目的地へ。
平安時代に坂上田村麻呂によって岩手に創られた八幡宮を、室町時代に奥州管領の大崎氏が宮城県に移してから大崎八幡宮と呼ばれたという。明治以降は大崎八幡神社と称されていたが遷座400年を間近にした平成9年に歴史を鑑みて“大崎八幡宮”に戻したということだ。
そうなんだよなあ、まだ昭和の頃に仙台に住んでいて高校帰りに立ち寄ったりした頃には“大崎八幡神社”だったなあと思っていたんだ。
國の重要文化財指定されている長床には神楽殿もある。国宝に指定されている社殿。境内社も多い。
太元社には仏教の大元帥明王が祀られている。創建当時は仏像として祀られていたが、明治以降の神仏分離で現在の祀られ方になっているそうだ。長野諏訪神社から分祀された、諏訪社
茨城県鹿島神宮から分祀された鹿島社北辰社の北辰とは北極星の事を示すのだそうだ。他にも金刀比羅社、稲荷社、龍神社もある。
判型が小さいサイズなのが残念だなあと思うほど綺麗な御朱印帳。
書き置きだが本殿と境内社のものを拝受できる。
仙台の旅もそろそろ終わり。
ループバスるーぷる仙台で仙台駅へ戻ってきた。
さあ、駅ナカで土産を見たり買ったりして帰ろうか。
私にとって仙台は第2の故郷みたいな部分もあるので、また来たいな。












































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