午後から日本橋の三井記念美術館へ出かけてきた。
現在、“円山応挙 革新者から巨匠へ”が開催されている。三井記念美術館は、この10月で20周年を迎えたのでその記念の展覧会のようだ。以前にもここで応挙展を観たような気がすると思ったら、2010年に開館5周年を迎えた時の展覧会だった。
15年も前だったか……
三井家は円山応挙のいわゆるパトロンであったそうなので、多くの貴重な作品を収蔵しているのも頷ける。
今回の目玉の1つが、香川県金刀比羅宮の襖絵だ。
[重要文化財 遊虎図襖 香川県・金刀比羅宮]
虎の毛皮を見て描いたという虎の姿は、ふっくらした毛並みまで感じられる。
何というか、モフモフなんだよなあ。これは豹だな。実際に貴重な絵を拝めることもあるし人気のある画家ではあるが、テレビや新聞などで取り上げられたところなのか館内がとても混雑していて、小さなものはゆっくり観られなかった。
15年前には展示作品の撮影など考えられなかったことだが、いつの間にか大きな展覧会でも幾つかの作品は写真撮影可能ということが普通になってきて、色々変わってきたのだなあと思いながら応挙作の国宝の前に立つ。
[国宝 雪松図屏風]
この絵についての説明を読んで何度も絵を見返してしまったのは、雪は白い絵具で塗ったのではなくて、塗り残した紙自体の白さで表現されているということだった。絵画の世界では使われる技法だったりするのかもしれないが、私にはその発想は出てこない。
[青楓瀑布図 サントリー美術館]画面いっぱいの滝と滝壺の渦に圧倒されるのに、静謐さがある。思わず息を止めて見てしまった。
もう一つの目玉とされる、円山応挙と伊藤若冲の合作として展示されていた屏風があった(以下、購入したポストカード)。
[梅鯉図屏風 円山応挙][竹鶏図屏風 伊藤若冲]個人の所蔵品で、2024年に応挙と若冲によるものだと確認されたのだそうだ。
別々の屏風ということではなく、当時の依頼人が金屏風を2枚用意して2人に1枚ずつ書いて貰った対になったもの(二曲一双)と推測されている。
新発見!と謳われていたが、本当にごく最近見つかったものだったのだな。
こっちのモフモフもポストカード。
[雪中狗子図(部分)]
動植物や人、風景など円山応挙の様々な絵を堪能して美術館を後にした。
少し早めに昼食を摂って(言い訳)お腹が空いたので、近くにある船橋屋でくず餅付あんみつセットを食す。
緑茶にしようか悩んだのだけれど、コーヒーも美味しそうだったのでコーヒーを茶碗でいただいた。美味しくて顔が緩んでしまう。
行きは銀座線の三越前駅を使ったのだけれど、帰りは神田駅まで散歩した。
神田駅の発車メロディが“モンダミン”になったのは知っていたが、“南口(アースジェット口)”になったのは知らなかったので思わず撮ってきてしまった。勿論、他の出口にも名前が付いているらしい。
神田駅で外まで出ることがないから機会がないんだよなあ。

















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