かつて、中央線の神田駅と御茶ノ水駅の間に“万世橋駅”という駅があった。
ということは、電車が好きな割に詳しくない私でも知っている。お茶の水駅から神田駅へ行く途中、秋葉原の万世橋に差し掛かるほんの少し手前にホームの名残が残っていて、そこに生い茂った草が電車が通る度に一斉にそよぐ姿を眺めたこともある。
今もその姿を残す、明治45年に出来たという赤煉瓦の万世橋高架橋を利用して新たな商業施設がオープンしたというニュースを昨日見た。
台風も近付いてきてはいたが今日は大した風雨もなさそうだということだし、しばらく漫画の新刊を買いに来ていなかったので、そのついでに(どっちがついでか判らないが)旧万世橋駅を見に行ってみようじゃないかということになった。
万世橋を渡る前に眺めて見ると、ニュースで見たのか早くから話題になっていたのか結構な人が行き交う姿が見える。
こんな風に眺めると、よく残っていたものだなあとしみじみ思う。
そういえば、こんな明るい時間に万世橋を訪れたことはほとんどなかったと思う。
橋自体やライトのデザインなんかも個人的には魅力的なんだよね。
さて、件の商業施設は“mAAch マーチ エキュート 神田万世橋”という名前だ。
オープン2日目とあって入口でパンフレットを配っていた。施設の中には飲食店や小物や雑貨を販売する店などが入っているそうだが、実は見てこなかった。
入ってすぐのポーチから、神田川に面したオープンデッキへ出られる。
こんな風に秋葉原の街を眺められるとは思わなかったな。
オープンデッキから施設の中に入ってみると、高架橋をそのまま使っているのがよく判る。
雨漏りをしている所があって、そんなところも何だか郷愁を誘う。
さて、家人が一番行きたいと思っていた旧万世橋駅ホームをデッキとして改修し、ガラス張りのデッキから左右を行き交う中央線を間近に見られるという“2013プラットホーム”へ上がった。
さすがに人が多い。皆、一様にカメラを構えて電車が来るのを待ち構えている。
中央線を見ながら一服できるカフェも併設されているのだけれど、そちらは大変な混雑で
「ほとぼりが冷めてから来よう。」
と、家人。
一般デッキの下には本物の芝が植えてあって、天井は吹き抜けだ。
雨の日は傘が必要になるけれど、外気が入るのは気持ちが良い。
ガラス張りで現代風だが、昔ながらの駅名表示。
ふと足下を見ると、謎の物体が展示してある。
古いレールを転用した、当時のホーム上屋基礎ということだ。そういうものが残っていたんだなあ。
ああ、確かに見たことのある万世橋駅ホームの緑。
電車に乗っていると、あっという間に過ぎてしまうんだよね。
眺めていると後ろから電車の気配。
下手は下手なりに、個人的には満足の1枚。
そうこうしていると、向かい側からも
カーブに見えたと思ったら、あっという間に来ちゃうんだよね。
でも、本当にすぐ横を中央線が走り過ぎて行く姿がこんな風に間近に見られるって凄い。
さて人も増えてきたし、次の人達に場所を譲りますか。
プラットホームからの階段を下りると、当時の通路や階段が残っている。
駅の休止以降ほとんど公開せずに保存されていたようだけれど、それでもこうやって使えるほどに残っているものなんだなあ。
やっぱり、改めて眺めると外壁は大分傷んでいるんだよね。
何度も秋葉原へは来ているのに、この高架橋だってゆっくりと眺めたことなんてなかった。
こんな装飾が施してあったんだなあ。
どこからの水なのか壁の二つの小さな穴から水が吹き出していた。
壁の色を見るに、雨が降る度にここから水が出ていたのかもしれない。
そこには、私の知らない秋葉原があった。
でも、そろそろ良く見知った秋葉原へ足を戻そうか。
ラオックスの前に来たら“シルバニアファミリー”の、うさぎさんがいた。
が、何となく頭身が大きくて少し違和感。
でも可愛いから許すw
こんなオノデン坊やがいたとは知らなかった。左右に向きを変えるのがちょっと怖い。
もしもし、尻に何か刺さってますけど。
陽灼けして、少し顔色が悪かった。
今年の夏も暑かったもんね。お疲れ様。
ということは、電車が好きな割に詳しくない私でも知っている。お茶の水駅から神田駅へ行く途中、秋葉原の万世橋に差し掛かるほんの少し手前にホームの名残が残っていて、そこに生い茂った草が電車が通る度に一斉にそよぐ姿を眺めたこともある。
今もその姿を残す、明治45年に出来たという赤煉瓦の万世橋高架橋を利用して新たな商業施設がオープンしたというニュースを昨日見た。
台風も近付いてきてはいたが今日は大した風雨もなさそうだということだし、しばらく漫画の新刊を買いに来ていなかったので、そのついでに(どっちがついでか判らないが)旧万世橋駅を見に行ってみようじゃないかということになった。
万世橋を渡る前に眺めて見ると、ニュースで見たのか早くから話題になっていたのか結構な人が行き交う姿が見える。
こんな風に眺めると、よく残っていたものだなあとしみじみ思う。
そういえば、こんな明るい時間に万世橋を訪れたことはほとんどなかったと思う。
橋自体やライトのデザインなんかも個人的には魅力的なんだよね。
さて、件の商業施設は“mAAch マーチ エキュート 神田万世橋”という名前だ。
オープン2日目とあって入口でパンフレットを配っていた。施設の中には飲食店や小物や雑貨を販売する店などが入っているそうだが、実は見てこなかった。
入ってすぐのポーチから、神田川に面したオープンデッキへ出られる。
こんな風に秋葉原の街を眺められるとは思わなかったな。
オープンデッキから施設の中に入ってみると、高架橋をそのまま使っているのがよく判る。
雨漏りをしている所があって、そんなところも何だか郷愁を誘う。
さて、家人が一番行きたいと思っていた旧万世橋駅ホームをデッキとして改修し、ガラス張りのデッキから左右を行き交う中央線を間近に見られるという“2013プラットホーム”へ上がった。
さすがに人が多い。皆、一様にカメラを構えて電車が来るのを待ち構えている。
中央線を見ながら一服できるカフェも併設されているのだけれど、そちらは大変な混雑で
「ほとぼりが冷めてから来よう。」
と、家人。
一般デッキの下には本物の芝が植えてあって、天井は吹き抜けだ。
雨の日は傘が必要になるけれど、外気が入るのは気持ちが良い。
ガラス張りで現代風だが、昔ながらの駅名表示。
ふと足下を見ると、謎の物体が展示してある。
古いレールを転用した、当時のホーム上屋基礎ということだ。そういうものが残っていたんだなあ。
ああ、確かに見たことのある万世橋駅ホームの緑。
電車に乗っていると、あっという間に過ぎてしまうんだよね。
眺めていると後ろから電車の気配。
下手は下手なりに、個人的には満足の1枚。
そうこうしていると、向かい側からも
カーブに見えたと思ったら、あっという間に来ちゃうんだよね。
でも、本当にすぐ横を中央線が走り過ぎて行く姿がこんな風に間近に見られるって凄い。
さて人も増えてきたし、次の人達に場所を譲りますか。
プラットホームからの階段を下りると、当時の通路や階段が残っている。
駅の休止以降ほとんど公開せずに保存されていたようだけれど、それでもこうやって使えるほどに残っているものなんだなあ。
やっぱり、改めて眺めると外壁は大分傷んでいるんだよね。
何度も秋葉原へは来ているのに、この高架橋だってゆっくりと眺めたことなんてなかった。
こんな装飾が施してあったんだなあ。
どこからの水なのか壁の二つの小さな穴から水が吹き出していた。
壁の色を見るに、雨が降る度にここから水が出ていたのかもしれない。
そこには、私の知らない秋葉原があった。
でも、そろそろ良く見知った秋葉原へ足を戻そうか。
ラオックスの前に来たら“シルバニアファミリー”の、うさぎさんがいた。
が、何となく頭身が大きくて少し違和感。
でも可愛いから許すw
こんなオノデン坊やがいたとは知らなかった。左右に向きを変えるのがちょっと怖い。
もしもし、尻に何か刺さってますけど。
陽灼けして、少し顔色が悪かった。
今年の夏も暑かったもんね。お疲れ様。
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