新型コロナウイルス感染症に関する様々な制限が解除になり、一時期よりはまた患者数が増えているとはいえ随分落ち着いたので、短大時代の友人とお茶することになった。
友人と最後に会ったのは、2019年の12月に新橋で食事をした時だ。
翌年には世界的に大変な事態となり、彼女も私もそれぞれ3年半の間に個人的にバタバタとすることもあった。
3年半というと結構長い時間なのだけれど、あっという間だった気がする。
JR御茶ノ水駅で待ち合わせて、歩いて徒歩3分という所にある“レストラン1899お茶の水”という、日本茶を取り入れた和食レストランへ。
例によって洒落た店を友人が見つけて予約しておいてくれた。
夏のアフタヌーンティープレート+日本茶飲み放題
今どきの“映え”な感じだが、眼で食べるというか、やり過ぎてなくて美味しそう。プレート内容は左上から右へ
抹茶かき氷・抹茶豆乳プリンのミニパフェ・濃茶アイス
抹茶玉子サンド・抹茶とオレンジのミルフィーユ・抹茶タルト
抹茶ポテトサラダ・煎茶チキンと茶葉の湯葉巻き・ 抹茶栗羊羹ゼリー・果物(苺とオレンジ)
ミルフィーユはとてもタテに崩せる感じではないので、上から外して口に運んだ。
そして、苔玉のように見える驚きの“抹茶ポテトサラダ”。
割ってみると中も緑色なのだけれど、味は紛れもなくポテトサラダ。
いやもう、どれもこれも抹茶味好きにはたまらなく美味しかった。
お茶は緑茶やほうじ茶、和紅茶など飲み放題で、ガラスのポットで戴ける。
アフタヌーンティーの始まりは、イギリスの貴族が朝食と夕食しか摂らない時代に今で言う昼食とおやつを兼ねた軽食だったそうなのだが、本当にこの一皿でお腹がいっぱいになった。
友人と思い出話をしたり、今の話をしたり、愚痴っぽい話をしたりと話は尽きなくて、一応セットされている時間をオーバーして楽しんだ。
ここ3年半の間に友人が心身共に疲弊した時期があったのを知っていたので、色々聞いたろ!と思っていたのに、結局私もダラダラと聞かせてしまってちょっと反省。
一生付き合えたらいいなと願う友人だとか、そういうことを考える歳になったのだなあとしみじみしつつ、相手にもそう思って貰える人間でありたいと思うのだ。





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