今年も元気に

2023/07/31

日記

おかげさまで、今年も元気に誕生日を迎えられた。

この歳になると、というか大分前から『もう誕生日なんて、めでたくもない』というような声を聞くこともあるのだが、ひとまず元気に誕生日を迎えられることがめでたいと思うのだ。

人生100年時代というけれど、それでも折り返し地点は過ぎている。でも、もう少し色々楽しみたいなと思う。楽しむためには元気でいないとな(持病の薬を飲みながら)。

何を気を使ったのか思い立ったのか家人が、31日(月)はテレワークをするから夕飯を食べに行こうと、突然先週金曜日の夜に言う。そんなわけで夕食は二人で焼肉を食べに行った。

 

昨日買ってきて日付が変わってから食べたケーキ。

毎年同じ店の同じケーキで、写真を使い回しても判らないな。

(もちろん、今年のケーキ)

昼間、家人がテレワークに勤しんでいる間に、妹や友人からからLINEが届いたり贈り物が届いたり、今年も楽しい1日だった。


家人がくれたのは、ズッシリ重い包み。

包装紙を剥がすと仰々しい箱が出た。小さく“錫製”の文字が読める。

現れたのは、錫製のタンブラー。

大阪にある“千田硝子食器”という会社のものだ。大阪の錫器は“大阪浪華錫器”という伝統的工芸品に指定されている。

錫で作った酒器で呑むと美味しいっていうんだよね。

ぐい飲みを買ってみようかと思ったことがあるのだけれど、安いものではないし、実際どうかなーって買わなかった。

これはビールかなー、ハイボールとか作ったらどうなんだろうなあ。

日本酒を呑むには、さすがに大きすぎる。

でも、酒を呑む楽しみが1つ増えた。


タンブラーの配送時に一緒に入ってきたリーフレットに、他の錫器の紹介として“アイスコーヒー専用の錫器”というのが載っていた。

「ねえ、これ、“冷香(れいこう)”って、綺麗な字を当ててるけれど、大阪でいうアイスコーヒーの“レイコー”だよね。」

「おお、それだ。」

今の若い人もレイコーって言うのかと尋ねると、レイコーはいわゆる昔ながらの喫茶店のアイスコーヒーで、いまどきの“カフェ”が主流の若い人達は言わないのではないかと、しばらく大阪へ帰っていない我が家の大阪人による考察。