観察日記みたいになってきた

2024/01/10

動物

茨城県警からのイノシシの目撃情報や注意喚起のメールは相変わらず時々届く。市役所のサイトでも、市内のアチコチからイノシシの目撃情報が寄せられているとある。

親子らしい複数を見掛けた例もあれば単体での情報もあるので、結構な頭数が分散して住んでいるようだし実際にいくらでも隠れたり餌を探したりできそうな場所は多い。

イノシシは雑食で、ドングリやタケノコ、芋、栗、果実、草木の根っこなどの他に虫やミミズ、ザリガニやタニシなどの水辺の生き物なんかも食べているらしい(時には田畑の農作物も)。

昔から川が近い水田や農地の近くの林や草地に住んでいたそうなので、山の生き物みたいに言われているのは追いやられて山に住んだという所なのだろう。そういう意味では大きな川も近いし、放置されて草が生い茂った空き地や小川、里山のあるこの辺りは絶好の住まいかもしれない。

身近にイノシシが出没するようになったお陰で、すっかりイノシシの生態に詳しくなってしまった(これまでが何も知らなかった)。

年末には住んでいるマンションでも、空き地でイノシシが目撃されたので見掛けても刺激をしないようになどと注意喚起がされた。

まあ、私が見つけているくらいだから他にも目撃者はいるだろう。

私はといえば、イノシシが来ていないか眺めるのが日課になっている。だが、12月中旬頃から見掛けなくなっていて、この辺りが餌場として魅力がなくなったのか、近くの道路で工事が始まったからなのか、少し淋しい気持ちになっていた。

ただ、ベランダに出ると時々いかにもという感じの(犬猫とは違う、動物園などに入った時に感じるような)獣臭が漂ってくることがあるので、いるんだろうなとは思っていた。

あ、来てる。

天気がいいのでよく乾くだろうと期待しつつ、ベランダで洗濯物を広げながら眺めると久し振りに姿が見えた。

この寒いのによく水の中になんか入るよね。

ガサガサと草むらへ上がってきたかと思うと

また泥の中を鼻でかき回している。

今日は同じ水路に水鳥も連れだって来ていた。

水鳥が水に潜って餌を探したりしている様子に気付いたのか、動きを止めて眺める姿も。

眺めているのか実際には判らないのだが、互いの距離感はこんな感じだった。

(左上がイノシシ 右下に水鳥たち)

この辺なら荒らされて困る田畑もないし、共存できるといいのかなと思うのだけれど。