始まりは昨2023年の12月初旬。
愛車アテンザたんのフロントの表示パネルに一瞬、普段は点かない文字表示が出たのに気付いた。ところが、運転中に一瞬視界に入っただけなので、何が点いたのか判らなかった。
その後も時々表示されるようになったのだが、信号待ちなどで止まる時には点かないのでなかなか確認ができず、ネットでこの辺りに点く警告表示は何だろうかと調べた結果と、何とか視認できた文字とで“i-ELOOP システム点検”という文字だと判った。
“i-ELOOP”というのはマツダ車における減速エネルギー回生システムのことで、 ブレーキを掛けたりエンジンブレーキで減速した時に発生する運動エネルギーを電気エネルギーに変換して蓄電して、ライトやエアコンなどの電気で動く部分の電源(バッテリーの補助的)として利用するということだそうだ(マツダの説明書による)。
マツダユーザーのSNSやブログを読ませて戴くと、これが特にシステムに異常がないのに点いたり消えたりすることは時々あることらしい。(それでいいのか?とは思うが)
その後定期点検の時に営業所で伺ったところ、もちろん確認をしてくれた上で、時々点くだけなら問題はないという説明だった。
ただ、点いたままになったら問題があるので来て欲しいということだ。
そして年が変わり、幾らか柔らかい空気を感じるようになった3月初め。ついに点灯しっぱなしになった警告表示。
出かけた先で車を駐めて、用事を済ませてから再始動しても消えることはない。
また、これまで何ともなかった“i-stop”表示が点滅するようになった。
幸い、と言っていいのか、翌日自動車保険の更新で営業所に行ったのでついでに見て貰う。
結果、キャパシタという回生エネルギーを貯めておく蓄電池の消耗で交換しなければ駄目ということに。
交換には工賃含めて10万円掛かる。7月に車検が来るので経年劣化したタイヤも交換しなければならない。
回生エネルギーを蓄電できないというだけで、車を動かすことに問題はないのでひとまずその日はそのまま帰宅した。
それから家人と他メーカーも含めて車を買い替えるか、部品を交換して車検を通してしばらく乗るか話し合う。
私が免許を取ってから30余年、運転の楽しさがあってMT車にしか乗ったことがなく、今更AT車の運転は色々と怖い(急発進とかやらかしそう)。
結婚してから車の免許を取った家人は今もAT車を運転できるが、バイクに乗っていたせいなのかMT車を乗ることに肯定的だ。
だが、今MT車の選択肢がとにかく少ない。そりゃ金に糸目をつけないとか車種を選ばなければないこともないが、我が家は決して裕福なわけではないし、車はただの移動手段ではないので好みというものがある。
家人の話だと、どうやら秋以降に我が家の好みに合いそうなMT車が一部の各社から発売されそうなのだが、お高いんでしょう?と顔を見合わせる。
大分悩んだ末に、やはり今一番我が家にとって最適で愛着のあるこの車に乗り続けよう、ということに落ち着いた。
そうして、本日マツダの営業所でキャパシタという部品の交換。
ボンネットの中のバッテリーの下?辺りに付いているらしい。
(私への説明用に貰った図解)
この作業が終わって一番良かったことは、数ヶ月に渡ってエンジンを掛けている間中チカチカと点滅していて何となく鬱陶しかった“i-stop”の表示が通常の点灯状態に収まったことか。
まだまだこれからも私達を乗せて走って貰うよ!
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