パフスリーブのブラウス

2025/07/08

裁縫

梅雨明けが早そうと思ったのも束の間、梅雨らしい雨が続いたり台風が近付いてきたりしている。東海から西は梅雨明けしたが、関東の梅雨明けはまだらしい。

とはいえ気温の高い日が続くようになり、真夏の装いで出歩くようになって気付いた。

夏のオシャレ服がない。

随分前に縫ったワンピースも恥ずかしながらサイズが合わなくなり、着ないのに捨てられずに取ってあったのだがシーズンオフに思い切って処分した。

いつでもどこでもTシャツとジーパンという年齢でもないし、通販で着たいなと思うワンピースやスカートなどを見付けても近頃の流行りなのか着丈が長くて、チビデブの私には引き摺りそうなものは着こなせないし、簡単に裾上げをしにくいデザインや生地もある。

とりあえずスカートは手持ちの市販品などもあり困っていないので、トップスでも縫うか、と思い立って先週からポツポツ縫ってきたブラウスが縫い上がった。

生地と型紙のお店 Rick Rack “パフブラウス”

サイズは一番大きい42サイズだが私の横幅では44サイズ程度は欲しいので、身幅を+4cm補正した。

被って着る(プルオーバー) ものなので、縫い上がって着る段階になってから『うおっ、キツくて腕が引っかかって通せない!』などとなると情けないからな。

生地は10年位前に買って放置していたリネン平織りスラブのストライプ生地。

こんな風に“これで縫いたい!着たい!”という勢いで買って放置された生地が大量にある。


まず襟ぐりが広すぎないのがいい。夏場は襟ぐりから下着が見えないかと気にしなくちゃいけない服が多い。

あと、年取ったらあまり見せたくない部分が増えた。

ドロップショルダーからパフスリーブが付いているので、カフスが肘を隠すくらいの位置に来る。

太めのカフスが可愛い。

後ろに開きがあって、脱ぎ着がしやすくなる。 

着丈が長いかなあと思っていたのだけれど、実際に着てみるとドロップショルダーで腕が上げにくいので、電車の吊り革などで思い切り腕を上げる時には服全体が引っ張り上げられるので着丈は必要だった。

フンワリした服はデブが強調されてしまうかなと思ったが、ドロップショルダーのおかげか生地の柄のおかげか心配しているほどではなくて安心した。

とても久し振りに服らしい服を縫ったが、ええやん(自画自賛)。 

まだまだ縫いたいものがあるんだよなあ。